ベスト・マリア・カラス100 価格: 3,000円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 カラス没30年を記念して作られたCDだがとにかく安い。 しかも蝶々夫人・トスカなどメジャーなものから少しマイナーだがカラスの当たり役(夢遊病の女・ノルマ)などもたっぷり収録してある。 オペラ・ファンなら買ってけして損はしない代物だ。 |
ベスト・オブ・マリア・カラス「カラス・イン・ポートレイト」 価格: 2,000円 レビュー評価:4.5 レビュー数:10 巷に横行する女性シンガーをいつからディーヴァと呼ぶようになったのか定かではないのですが、カラスの歌声を聴くとこれこそが本当にディーヴァと呼ぶにふさわしい人だと強く思います。最盛期にはオペラ座のシャンデリアがカラスの歌声で震えたとか。一番いいとこを切り取ったようなこのCDはかなり聞き応えがあります。1953年から1964年までカラス30歳代の頃の声が収録されています。オペラ初心者には馴染みのない作品が大半なので、冒頭はフーンといった感じで聞いていたのですが、クライマックスに向けての盛り上げがすごい。人間の声はここまで出るのかと感心します。テノールの声は人間ぽいのですがカラスのソプラノは正体不明 |
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自殺サークル [VHS] 価格: 16,800円 レビュー評価:3.0 レビュー数:5 なんといっても、映画冒頭の集団自殺のシーンがインパクト大きい。
帰宅ラッシュのJR新宿駅ホームに、制服の女子高生が普通におしゃべりしながらぞろぞろ集まりだし、
みんな手をつないだと思ったら、「せーの」の掛け声で、いきなり入ってくる車両に全員が飛び込んでしまう。
他にもホームに待っている乗客が大勢いる中で突如起きる惨劇は、線路に落ちた女子高生の一人と目が合った
次の瞬間には轢かれて血しぶきが上がるなど、強烈な見せ場になっている。
これを皮切りに、集団自殺の波は日本全国に広がりだす。
ある高校では、日常の学校風 |
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不幸な国の幸福論 (集英社新書 522C) 価格: 756円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 現在の日本をいかに生き抜いて往くべきか“本”は、経済学的、精神学的、etc.の観点から厭になるほどの駄本が氾濫している。本書のように、冷静に日本人の固有性等を理解して著されたものが他にあるだろうか。本書は新書とはいえ、内容に変な偏りがなく、我らが“不幸な国”の人間活動(精神活動も含む)の過去と現在を最新のデータを引用しながら述べている。ここまでが1章、2章である。では、そのような状況において・・・いかに“生き”そして“老いて逝く”のかについて著者の専門家としての考えを含みつつ、分かり易く優しく記述されている。ここでは、所謂幸福論などというものはそもそも無い、という考えを理解することが大切です |
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完全自殺マニュアル 価格: 1,223円 レビュー評価:4.0 レビュー数:118 18歳未満の方は購入できません。 自殺を肯定するのみならず大いに推奨している本書を参考にしたと思われる自殺者が続出したことから、18歳未満の青少年への販売を禁じられ(どうして18歳以上ならいいのかは不明)、その後も版を重ねている超問題作&大ベストセラーである。
当時は売る側もかなりピリピリしており、購入時に書店の店員から露骨に嫌な顔をされたのを憶えている。だが読んでみれば分かるが、本書は自殺なんて考えたこともない人間が読んで大笑いするために書かれたパロディ本である。
そもそもそれほどまでに自殺 |