『食べない心』と『吐く心』を越えて -摂食障害から立ち直る女性たち- 価格: 1,680円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 15年の摂食障害を克服した者です。
過食の理由は脳や体の身体的なメカニズムの異常から来る理由が一つ。
もう一つが心の問題だ。
大体、そんなに身体的メカニズムに異常をきたし
結果として過食嘔吐になるまで食欲を我慢できてしまうほど、
ヤセにこだわり続けるワケはなんなのか。
この本では、幼い頃にうけた心の傷が原因になって
「痩せ」に拘るようになってしまうという事が書かれているが
私自身の経験と照らし合わせても大いに納得できる。
ただ、心 |
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さかなのなみだ 価格: 1,000円 レビュー評価:5.0 レビュー数:6 シンプルな言葉が心に響く、素晴らしい絵本。 レイアウトもシンプルでさわやか、悩んでいる人へのギフトにも良いと思います。 あとがきにかえて、「おさかな大好き少年が、さかなクンになるまで」が、8Pにわたって綴られています。 文面から、さかなクンの人柄が伝わり、感動しました。"魚"ではなく"お魚"と一貫している所に、お魚への敬意、感謝がみえました。 |
ザ・ベスト・オブ・カラスーコン 価格: 8,155円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 マリア・カラスは、わたしの人生に絶大な影響を与えたオペラ歌手です。あまりにもメジャーすぎて、別にわたし一人が絶賛したからといって大きな意味はないかもしれないけれど、まず、わたしは1を買って、その声のとりこになり、2,3を立て続けに新宿のタワーレコードで買い求めました。オペラに興味を持ったのはカラスを聞いてからです。お気に入りは、「セビリアの理髪師」の「una voce・・(今の歌声は)」と、「椿姫」の「花より花へ」など。「エウリディーチェを失えり」もいいですね。とにかく、ありとあらゆる役をこなすことのできたカラスならではの幅広いラインナップになっています。今では全曲版もこのCDから派生させて |
レ・ミゼラブル 価格: 2,548円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 秀逸の感動組曲 映画の場面がよみがえってきて、涙涙です。 これほどまでに心を振るわせる作品はそう多くはないでしょう |
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不登校の解法―家族のシステムとは何か (文芸新書) 価格: 725円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 多くの事例が挙げられ、不登校になる家族にはどういうシステムが存在するのかということを考えられると思います。実際、不登校児のいる御家族と会うと、似たスタイルを見ることがあります。不登校がなぜ起きるのか、それ自体いまいちわからないと思う教育や心理を志す学生さん、それから、なぜうちの子が不登校にと悩まれているご家族の方、客観的に問題をみるために読んでみてください。 |
自殺について 他四篇 (岩波文庫) 価格: 420円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 ショーペンハウアーの哲学はしばしば厭世主義(ペシミスム)と評される。「ショーペンハウアーは自分の著作の中でペシミスムという言葉を使ったことはない」と西尾幹二は解説しているが、そのことは彼の哲学がペシミスムであることと何ら矛盾しない。事実「意志の否定」を説いた彼の哲学が否定に満ちていることは読めば一目瞭然であり、ニーチェがそのアンチテーゼとして「意志の肯定」を説いたことからも、ショーペンハウアー哲学が厭世主義的であることは歴史的といってもいい事実である。
恐らくはそのためであろう。『自殺について』というタイトルから、これはショーペンハウアーが自殺を肯定している本に違いない、と誤 |